北極と南極はどっちが寒い?気温差30℃の衝撃的理由を徹底検証
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北極と南極の環境差は、そこに息づく生き物たちの生態系にも明確な違いをもたらしています。代表的な例が「ホッキョクグマ(シロクマ)」と「ペンギン」の生息地です。
よくある誤解として「北極と南極のどちらにもシロクマやペンギンがいる」と思われがちですが、シロクマが生息するのは北極圏のみであり、ペンギンが野生で暮らすのは南極を中心とした南半球のみです。両者が同じ野生空間で遭遇することは自然界では絶対にありません。
北極はユーラシア大陸や北米大陸と陸続き、あるいは結氷した海氷でつながっています。そのため、太古の昔にヒグマの祖先から分岐・進化したホッキョクグマをはじめ、トナカイ、ホッキョクギツネ、ジャコウウシといった陸上哺乳類が移動して適応することができました。
一方の南極は、周囲を荒れ狂う広大な南大洋に阻まれた完全な「孤立大陸」です。陸伝いに移動することができないため、シロクマのような大型の陸上哺乳類は一頭も存在しません。その代わり、海を自在に泳ぎ回るコウテイペンギンやアデリーペンギンなどの鳥類、ウェッデルアザラシやヒョウアザラシなどの海生哺乳類が独自の生態系を築き上げました。天敵となる陸上捕食者がいない環境だからこそ、陸上で機敏に動けないペンギンたちが大繁殖できたと言えます。