『うる星やつら』錯乱坊の不吉な予言と声優継承が明かす裏設定
『うる星やつら』錯乱坊の不吉な予言と声優継承が明かす裏設定の最新情報を解説します。専門的な知識が詰まっています。
「錯乱坊」と書いて「チェリー」と読ませる破天荒な命名センス。漫画家・高橋留美子が生み出したこのキャラクターは、単なるギャグ要員にとどまらない深い背景を持つ。小学館の『週刊少年サンデー』で連載が始まった1970年代末、従来の少女漫画やギャグ漫画の枠組みを破壊する存在として彼は爆誕した。
彼の本名である「錯乱坊(さくらんぼう)」を英語の「チェリー」と呼ばせるギャグは、自らを「可憐な果実」になぞらえる図々しさのあらわれだ。修験者風の袈裟を纏いながら、仏教的な威厳など微塵も感じさせない。彼の旅の目的は修業とされるが、実態はあたるの家へ上がってタダ飯を食らい、不吉な予言を残して災いをもたらすことにある。この支離滅裂さこそが、彼の真骨頂だ。