中古ハンマーナイフモアの落とし穴|相場と後悔しない選び方をプロが解説

今注目を集めている 中古ハンマーナイフモアの落とし穴|相場と後悔しない選び方をプロが解説について、詳しいまとめをご紹介しています。

中古機を検討する際、可能であれば必ず現物確認を行い、通信販売であっても出品者へ詳細な写真や動画の提示を求めるべきです。プロの整備士がハンマーナイフモア故障修理の入庫時に真っ先に目を光らせる、5つの急所をまとめました。

① ローター軸のガタつき・異音・偏摩耗
エンジン停止状態で刈取ドラムを手で上下左右に揺すり、ベアリングにガタ(遊び)がないか確認します。また、ドラムを空転させた際に「ゴロゴロ」「シャリシャリ」と擦れる異音や抵抗がないか。軸自体が曲がっている場合、手で回しただけで偏心が目視できます。この部分に不具合がある機体は、どれほど外装が綺麗でも購入を見送るのが賢明です。

② ドライブベルトとテンショナーの固着状態
サイドカバーを外し、走行用・刈取用のVベルトにひび割れや摩耗、芯線の露出がないかを確認します。より重要なのはテンショナープーリーの動きです。レバー操作に連動してスムーズにベルトを押さえ込めるか、ベアリングから異音が出ていないかをチェックします。

③ ミッションケースおよび車軸からのオイル漏れ
過酷な振動に晒されるハンマーナイフモアは、オイルシールの劣化によるギアオイル漏れが頻発します。車軸の付け根やミッションケースの合わせ目周辺に、土埃が油を吸って黒くヘドロ状にこびりついていないか入念に観察してください。オイルが抜け切った状態で稼働していた個体は、内部ギアが焼き付いている危険性があります。

④ クローラー(キャタピラ)またはタイヤの亀裂
クローラー仕様の機体の場合、ゴムキャタピラの山(ラグ)の高さだけでなく、内側の芯金外れや深いクラックがないかを確認します。クローラーの交換は左右一式で5万円〜10万円前後の部品代が発生するため、購入価格に跳ね返る重大なチェックポイントです。

⑤ エンジンの冷間始動性と吹け上がり
事前に暖機運転されていない、完全に冷え切った状態からの始動性を試します。チョークを引いてリコイルスターターが何回で引けるか、始動後に白煙(オイル下がり・オイル上がりの兆候)や黒煙(燃料過多・キャブレター不良)を吐き続けていないか、スロットルを開けた際に息継ぎなくスムーズに高回転まで吹け上がるかを観察します。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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