結婚詐欺からの逆転劇!なぜ被害者は犯人逮捕と全額返金を勝ち取れたのか
結婚詐欺からの逆転劇!なぜ被害者は犯人逮捕と全額返金を勝ち取れたのかを徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
「預金通帳の残高が3桁になった瞬間、全身の血の気が引きました。でも、そこで死ぬくらいなら、あいつを地獄へ引きずり下ろしてからにしようと決めたんです」 当時30代後半だった女性・Aさんは、婚活アプリで知り合った自称「外資系ファンドマネージャー」の男に、将来の新居購入資金や投資名目で総額2,400万円を騙し取られました。男が突然音信不通になりかけたとき、Aさんはパニックに陥りながらも、テレビの仰天ニュース特番やドキュメンタリーで報じられた過去の詐欺事件の手記を貪るように読み漁ったと振り返ります。 Aさんが大逆転を果たせた最大の分岐点は、「騙されたことに気づいていないフリ」を続け、相手とのパイプを繋ぎ止めたことでした。多くの被害者は裏切りに激昂し、相手を激しく問い詰めてブロックされ、完全に逃亡されてしまいます。しかしAさんは、「追加の資金が工面できそうだから会って相談したい」とメッセージを送り、犯人に「まだ搾取できるカモ」と油断させました。 その水面下でAさんが行ったのは、徹底的な外堀の埋め立てです。警察の相談窓口へ足を運ぶ前に、男女トラブル専門の調査員と詐欺被害に強い弁護士を同時に確保。男と接触する指定日時・場所を調査員に共有し、尾行によって偽名男の住民票上の本名、実際の居住地、本妻と子どもの存在を完全に特定しました。 さらに弁護士の指導のもと、「結婚しよう」「この投資で2人の新居を買おう」「必ず来月までに全額返す」と男が明言する音声を秘密裏に録音。男が語っていた経歴・勤務先が完全な虚偽である証明書(登記簿謄本や会社照会)を揃え、一分の隙もない証拠束を構築したのです。 結果として、警察は「男女の金銭トラブル(民事)」ではなく「計画的な詐欺事件(刑事)」として即座に被害届を受理。逮捕状の発付と同時に、男の隠し口座を割り出して民事保全手続き(仮差押え)を敢行しました。実刑判決を恐れた男の親族から被害金全額に慰謝料400万円を上乗せした計2,800万円の一括返済が提示され、Aさんは全財産を取り戻すという前代未聞の完全勝訴を掴み取ったのです。