河口湖ステラシアター、雨・寒さ対策を怠ると後悔する本当の理由

河口湖ステラシアター、雨・寒さ対策を怠ると後悔する本当の理由の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

河口湖ステラシアターの最大の特徴の一つが、天候に応じて開閉する大型の可動式屋根です。「屋根付き劇場なら雨具は不要だろう」と油断して会場を訪れた観客の多くが、過酷な現実を味わうことになります。

なぜ屋根があるのに濡れるのか。その理由は、劇場の構造が「完全密閉型ドーム」ではなく「オープンエアの半野外劇場」だからです。可動屋根はスタンド席の頭上を覆いますが、ステージ奥のバックヤードや劇場のサイド部分は外気に向かって大きく開口しています。そのため、風を伴う雨が降った場合、雨粒が横から客席全体へと容赦なく吹き込みます。公演中は後方座席の視界を遮るため傘の使用は全面禁止となるのが鉄則であり、雨天予報時はレインコートや撥水ポンチョの持参が必須となります。

さらに警戒すべきは、劇場の立地環境が生み出す激しい寒暖差と冷え込みです。会場は海抜約850mの高冷地に位置しており、平地(東京都心など)と比較して気温が常に4〜6度以上低く推移します。

特に7月〜8月の夏場であっても、日没を迎えると山風が吹き込み、気温が20度前後まで一気に急降下します。5月〜6月や9月〜10月の春秋シーズンにおいては、日中に25度近くあった気温が終演時には10度以下まで冷え込むケースも珍しくありません。Tシャツや薄手の羽織ものだけで参加すると、寒さで公演に集中できなくなるリスクがあります。ウインドブレーカーやコンパクトに収納できる軽量ダウンジャケット、カイロ、大判ブランケットなどの防寒装備を用意することが、現場での鉄則です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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