ダニ刺されの跡と特徴は?蚊との見分け方やしこりの正体を徹底解説
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草むらや山林、河川敷などに生息するマダニは、屋内の微小なダニとは異なり、体長が数ミリから吸血後には1センチ以上にも膨らむ大型の節足動物です。マダニ被害は「刺される」というよりも「皮膚に頭部を深く噛み付いて数日間吸血し続ける」状態を指します。
マダニに噛まれた跡は、皮膚に黒褐色のかさぶたのような虫体がそのまま食らいついているのが目視で確認できます。噛まれている最中は麻酔様物質を含む唾液が分泌されるため痛みが少なく、入浴時などに初めて異変に気づくケースが少なくありません。
極めて危険なのは、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱、ライム病などの感染症です。マダニに噛まれてから数日〜2週間程度の潜伏期間を経て、38度以上の発熱、嘔気、下痢、全身倦怠感、紅斑の拡大などが生じた場合は、直ちに医療機関で受診しなければなりません。無理に手で引っ張って引き抜こうとすると、マダニの口器が体内に千切れて残り化膿するため、皮膚科で専用器具を用いて切除・除去してもらうことが鉄則です。