木表と木裏の違いと見分け方|反る理由とプロの使い分け術
木表と木裏の違いと見分け方|反る理由とプロの使い分け術の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
無垢材を扱う上で最大の懸念となるのが「板の反る方向 理由」です。結論から言えば、板は基本的に木表側を凹にして両端が反り上がる性質を持ちます。
変形が起きる根本的な原因は、木表 木裏 収縮率の違いにあります。樹木は円周方向(接線方向)と中心から外側へ向かう方向(放射方向)で乾燥時の縮みやすさが大きく異なります。一般的に、含水率の変化に伴う収縮率は以下の比率で発生します。
【木材の方向別収縮率の目安】
・接線方向(円周方向):約0.25〜0.35%(含水率1%変化あたり)
・放射方向(半径方向):約0.10〜0.15%(含水率1%変化あたり)
・繊維方向(長さ方向):約0.01%以下
年輪の外側にあたる木表側は接線方向の割合が高いため大きく収縮し、中心に近い木裏側は放射方向の割合が高いため収縮が小さくなります。この表裏での収縮差が応力を生み出し、縮む力が強い木表側が引っ張られて谷折りのように凹む形へと木表 木裏 反りが発生します。
また、木表 割れ 原因もこの収縮差と乾燥速度が関係しています。外気や日光に直接触れる木表は乾燥が急激に進みやすく、表面張力に耐えきれなくなった繊維が裂けることで干割れ(ひび割れ)を引き起こします。