クリケット史の奇跡!2017年パキスタン劇的優勝の真相と勝因分析

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大会が開幕した2017年6月初旬、パキスタン代表を取り巻く空気は絶望に近いものでした。バーミンガムで行われたグループステージ初戦、パキスタンは宿敵インドに対して雨天中断(DLS方式)の末に124ラン差という屈辱的な大敗を喫します。当時の国際クリケット評議会(ICC)ランキングで辛うじて出場権(上位8カ国)に滑り込んだパキスタンに対し、メディアやファンの間には激しいバッシングが吹き荒れました。

しかし、ここからチームは完全に生まれ変わります。主将サルファラズ・アフメドのもと、南アフリカ戦での劇的勝利、スリランカ戦の接戦を制し、準決勝では開催国であり優勝候補筆頭だったイングランドを8ウィケット差で撃破。破竹の勢いで決勝の舞台へと駒を進めました。

迎えた決勝戦、相手はグループステージ初戦で完敗したディフェンディングチャンピオンのインド。ロヒート・シャルマやヴィラット・コーリら世界屈指のバッターを擁するインド優位の声が大勢を占めるなか、パキスタンは先攻で338ラン(4ウィケット喪失)という決勝戦史上最高峰のスコアを叩き出します。追い詰められたインド打線はパキスタンの猛烈なボウリング(投球)の前に脆くも崩れ去り、わずか158ラン(30.3オーバー)で全滅。180ラン差という、決勝戦としては記録的な点差でパキスタンがトロフィーを掲げました。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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