ぶどうの肥料時期を完全攻略!甘い実をつくる年間スケジュールと施肥術
ぶどうの肥料時期を完全攻略!甘い実をつくる年間スケジュールと施肥術の注目されている理由をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
「良かれと思ってたっぷり肥料を与えたのに、花が全部落ちてしまった」「葉ばかりが生い茂って実がちっとも大きくならない」という現象は、初心者が最も陥りやすい失敗パターンです。この最大の引き金となるのがぶどうの肥料やりすぎによる失敗原因の代表格、「つるボケ(樹勢過多)」です。
ぶどうは特に窒素分を敏感に吸収します。5月の開花前や新梢がぐんぐん伸びているタイミングで窒素過多になると、樹は「子孫(種・実)を残す」ことよりも「自分の身体(枝葉)を大きくする」ことに全エネルギーを注ぎ込んでしまいます。その結果、花ぶるい(開花しても結実せずに落ちる現象)が発生し、房がスカスカになったり実が全くつかなくなったりするのです。
また、ぶどうの肥料過多の症状としては、葉が異様に濃い暗緑色になり波打つように縮れる、新梢が太くなりすぎて節間が異常に伸びる、果実の着色が著しく遅れるといった兆候が現れます。肥料は「足りないくらいなら後から足せるが、与えすぎた分は土から取り出せない」という原則を常に意識しておく必要があります。