美味しい桃の見分け方をプロが伝授!色とお尻のくぼみで糖度を見抜く技
美味しい桃の見分け方をプロが伝授!色とお尻のくぼみで糖度を見抜く技の全体像を詳しく解説してご紹介します。
Q1:大玉と小玉では、どちらの方が甘くなりやすいですか?
A1:同じ木から収穫された場合、一般的に大玉の方が糖度が高くなりやすい傾向があります。樹上で多くの養分を集中して受け取った果実ほど大きく肥大するためです。特に川中島白桃などの晩生種では、重量感のある大玉を選ぶのが甘い桃を引き当てる定石です。
Q2:桃の皮を包丁を使わずに手で綺麗につるんと剥く裏技はありますか?
A2:完熟した桃であれば、軸と反対側のお尻側から手で引っ張るだけで皮が剥けます。少し硬さが残る場合は、トマトのように熱湯に15〜20秒ほどくぐらせ、直後に氷水へ落とす「湯むき」を行うと、果肉を傷つけることなく皮だけをペティナイフなしで綺麗に剥き取ることができます。
Q3:桃の果肉が種周辺だけ赤くなっているのは病気ですか?食べても大丈夫?
A3:全く問題ありません。種周辺の赤みは、植物の色素であるアントシアニンが果実の中心部から発現したものであり、ポリフェノールの一種です。むしろ樹上でじっくりと熟した健全な桃によく見られる現象であり、安心してお召し上がりいただけます。
Q4:常温で置いておけば、甘くない桃もメロンのようにどんどん甘くなりますか?
A4:常温保存によって果肉が柔らかくなり、酸味が抜けて香りが立つため「甘く感じやすく」はなりますが、糖度そのものの数値が増えるわけではありません。桃はデンプンを果実内に大量に蓄えて後から糖化させるタイプの果物(バナナやキウイなど)とは異なり、樹から切り離された時点で糖度の絶対量は確定します。だからこそ、店頭での初期選別が極めて重要なのです。