前年比の正しい出し方と計算式|エクセルや増減率の違いを徹底解説

前年比の正しい出し方と計算式|エクセルや増減率の違いを徹底解説の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

報告資料で最も発生しやすいミスのひとつが、「前年比」と「増減率(前年比伸び率)」の取り違えです。両者は似ているようで、見ている対象が異なります。

前年比が「前年実績そのものを100%として全体規模を比較する」のに対し、増減率は「前年からどれだけ増えたか・減ったかの変化分のみを比較する」指標です。

前年比増減率の公式:(今年の実績 - 前年の実績)÷ 前年の実績 × 100(%)
※または「前年比(%)- 100%」でも算出可能

先ほどの売上1,200万円(前年1,000万円)の例で比較してみましょう。

・前年比:120%(前年の1.2倍の実績を出した)
・増減率:+20%(前年より20%売上が増加した)

上司やクライアントへ「売上は前年比20%でした」と報告してしまうと、「売上が前年の5分の1に激減した」という意味に誤読されかねません。言葉の定義を正確に使い分けることがビジネス上の信頼につながります。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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