『コーヒールンバ』原曲の衝撃真実!ルンバではない哀愁の名曲秘話

話題沸騰中の 『コーヒールンバ』原曲の衝撃真実!ルンバではない哀愁の名曲秘話について、多角的な視点をご紹介しています。

日本で『コーヒールンバ』として親しまれている楽曲の原題は、スペイン語で『モリエンド・カフェ(Moliendo Café)』、直訳すると「コーヒーを挽きながら」という意味です。この曲が誕生したのは1958年の南米ベネズエラ。当時、世界中でラテン音楽がブームを巻き起こすなかで生まれたベネズエラ音楽を代表する世界的名曲です。

最大の衝撃は、タイトルに堂々と掲げられている「ルンバ」というジャンルではない点にあります。キューバ発祥のダンス音楽であるルンバとは異なり、本作のリズムは「オルキデア(Orquídea=スペイン語で蘭の意味)」と呼ばれるベネズエラ特有のリズムパターンを採用しています。日本に輸入された当時、日本人にとって耳馴染みが薄かった「オルキデア」よりも、すでに知名度の高かった「ルンバ」を冠した方が親しみやすいというレコード会社の商業的判断から、『コーヒールンバ』と名付けられました。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest