与党と野党の違いとは?決め方や役割の差・国会の力関係を徹底解剖
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政党が与党になるか野党になるかは、国民の投票によって選ばれた国会議員による内閣総理大臣指名選挙(首班指名)の結果によって決まります。憲法第67条に基づき、国会(衆議院および参議院)で議員一人ひとりが総理大臣にふさわしい人物に投票し、過半数を獲得した人物が新たな首相に指名されます。
この首相指名選挙において、自党の代表や推薦候補を総理大臣に当選させ、内閣を組織した政党が「与党」となり、それ以外の政党はすべて「野党」となります。決め方のプロセスには主に以下の2つのパターンが存在します。
1. 単独過半数による単独政権
総選挙(衆議院議員総選挙)で1つの政党が議席の過半数(衆議院全465議席の場合は233議席以上)を獲得した場合、その党が単独で首相を輩出し、単独政権を樹立します。この場合、その政党のみが与党となります。
2. 複数政党による連立政権
どの政党も単独で過半数を獲得できなかった「過半数割れ」の状態や、より安定した国会運営を目指す場合、複数の政党が政策協定を結んで議席を合わせ、過半数を形成します。これが連立政権です。連立政権に参加したすべての政党が「与党(連立与党)」と呼ばれ、閣僚ポストを分け合って共同で政権運営にあたります。
国会対策に関わる政界関係者の証言によると、「過半数割れの局面では、キャスティングボート(決定権)を握る第三極政党との政策協議が連日水面下で行われ、どの政策を優先的に実現するかを巡る緻密な駆け引きが繰り広げられる」とされています。選挙で示された民意が、そのまま政権の枠組みを形作る構造になっています。