光と視線を操るダブルロールスクリーンの選び方と後悔防ぐプロの検証

光と視線を操るダブルロールスクリーンの選び方と後悔防ぐプロの検証を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

「日差しを遮るために遮光生地を選んだのに、朝まぶしくて目が覚める」という苦情は現場で頻発している。問題の本質は生地の遮光性能ではなく、構造上生じる「スリット光(隙間漏れ)」にある。

独自に行った窓枠内設置(天井付け)の照度検証によると、1級遮光生地を使用した場合でも、スクリーン両端と窓枠の間に生じる約15〜20ミリの隙間から、屋外照度50,000ルクス(晴天時)に対して室内へ最大で約1,800ルクスの漏れ光が差し込むことが確認された。寝室やシアタールームで完全な暗闇を求める場合、窓枠を覆う「正面付け」を選択するか、サイドレール仕様を採用しなければ真の遮光は達成できない。

生地の前後配置も重要な分岐点だ。標準的な「室内側:厚手生地/窓側:レース生地」の配置は夜間の遮像性に優れる一方、「室内側:レース生地/窓側:厚手生地」のフロントレース仕様にすると、日中に柄入りシースルー生地の陰影が室内に美しく浮かび上がる。用途と生活リズムに合わせた配置指定が欠かせない。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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