眼鏡の鼻あて正しい位置はどこ?痛い跡やズレを防ぐプロの調整術
眼鏡の鼻あて正しい位置はどこ?痛い跡やズレを防ぐプロの調整術の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
眼鏡が理想的な光学性能を発揮し、かつ顔に負担をかけないための鼻あての位置には明確な基準が存在します。国家資格である眼鏡作製技能士をはじめとするフィッティングの現場では、単に「痛くないか」だけでなく、目線位置と鼻骨の接地面積を厳格に確認しています。
まず確認すべきは、黒目の位置とレンズの高さ関係です。鏡を正面から見たとき、レンズの天地幅(上下の幅)に対して、中央からやや上(上部から約3分の1、中央より2〜3ミリ上)に黒目の中心が位置している状態がメガネの鼻あての適切な高さの目安となります。鼻パッドの位置が高すぎると眼鏡全体が下がり、逆にパッドが狭すぎると眼鏡が持ち上がりすぎて不自然な視界になります。
次に重要なのが、鼻パッドを支える金属アーム(クリングス)の角度です。鼻の形状は円錐状に傾斜しており、正面から見て「ハの字型」、真上から見て鼻筋のラインに沿った角度で曲がっています。鼻パッドのクリングス角度調整方法における最大のポイントは、パッドの「点」ではなく「面全体」が鼻骨に吸い付くように均等に当たっているかどうかにあります。指先でメガネのフロントを軽く押し込んだ際、パッドの上部や下部だけが皮膚に食い込む感覚がある場合、角度が狂っている証拠です。