マグロは寝るのか?泳ぎ続ける理由と夜間に脳を休ませる生態の真相
マグロは寝るのか?泳ぎ続ける理由と夜間に脳を休ませる生態の真相に関する気になる情報を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。
Q1:マグロは本当に寝ているのですか?意識はあるのでしょうか?
A1:はい、明確に睡眠状態をとっています。ただし人間のように完全に意識を失うのではなく、脊髄の自律神経系(CPG)によって尾ビレを動かす反射運動だけを残し、大脳の覚醒度や視覚処理を大幅に低下させた「半覚醒の自動操縦状態」で泳ぎながら脳と体を休ませています。
Q2:マグロが泳ぐのを止めてしまったら、何分くらいで窒息死しますか?
A2:個体の大きさや水温にもよりますが、完全に静止してエラに水が流れなくなると、数分で深刻な低酸素状態に陥り、10〜15分程度で窒息死に至ります。網に絡まって前進できなくなった個体は、短時間で仮死状態となってしまいます。
Q3:マグロは目を閉じて寝ることはできるのですか?
A3:マグロをはじめとする一般的な魚類にはまぶたが存在しないため、目を閉じることはできません。寝ている間も目は開いたままですが、脳の視覚情報処理レベルが抑制されているため、外部からの刺激に対する反応は日中よりも鈍くなっています。
Q4:カツオやサメもマグロと同じように止まると死んでしまうのですか?
A4:近縁種であるカツオもマグロと全く同じラムベンチレーション方式のため、止まると窒息死します。サメ類に関しては種によって異なり、ホホジロザメやアオザメなどの外洋性サメは止まると窒息しますが、海底に生息するネコザメやドチザメなどは自力でエラに水を送る筋肉(噴水孔など)を持っているため、海底で完全に静止して眠ることができます。