リコーダーのファのシャープ運指攻略|ソプラノ・アルトの高音のコツ

リコーダーのファのシャープ運指攻略|ソプラノ・アルトの高音のコツの全体像を詳しく解説してご紹介します。

日本の学校教育現場において、長年議論の的となってきたのが「ジャーマン式(ドイツ式)」と「バロック式(イギリス式)」の併存問題です。この2つの規格の違いを正しく理解していないと、教則本の運指表通りに指を置いても全く違う音程が鳴るという事態に陥ります。

見分け方は非常に明快です。リコーダーの表側にあるトーンホール(指穴)を上から見て、「上から4番目の穴が小さく、5番目の穴が大きいものがジャーマン式」、逆に「4番目の穴が大きく、5番目の穴が小さいものがバロック式」です。裏側に刻印された「G」または「B(E)」の文字でも判別できます。

ジャーマン式は1930年代のドイツで「ハ長調(C-dur)のドレミファソラシドを指の順番通りに押さえられるように」と教育用に開発された簡易設計です。しかし、その代償としてF#やB♭などの半音階を演奏する際に極端なピッチのズレや音抜けの悪さが発生する構造的欠陥を抱えています。一方のバロック式は、古楽の時代から受け継がれた音響学的に正しい設計であり、すべての半音階において正確な音程と豊かな倍音を得ることが可能です。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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