ドラマ『不毛地帯』視聴率大爆死の真相!豪華キャストと現在の高評価
ドラマ『不毛地帯』視聴率大爆死の真相!豪華キャストと現在の高評価の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。
平均11.8%という堅調な数値を残しながら、なぜ『不毛地帯』は「大爆死」や「大コケ」と揶揄されてしまったのでしょうか。その最大の要因は、同じ座組で制作された大ヒット作との視聴率比較にありました。
フジテレビは開局45周年記念ドラマとして、2003年から2004年にかけて山崎豊子原作×唐沢寿明主演の『白い巨塔』を放送。こちらは平均視聴率23.9%、最終回には驚異の32.1%を記録する社会現象となりました。テレビ局や広告代理店が「開局50周年の『不毛地帯』でも同等以上の20%超え」を確実視していたため、期待値との大きなギャップが「大爆死」という過激な見出しを生む原因となったのです。
さらに、フジテレビが投じた桁外れの制作費も要因の一つです。ニュージーランドでの過酷なシベリア抑留シーンの大規模ロケをはじめ、昭和30〜40年代の東京や海外の街並みを精密に再現したオープンセット、CG合成、主役級俳優をズラリと揃えたキャスティングなど、総制作費は当時の通常の連続ドラマの数倍に達したと囁かれました。莫大な投資に見合う視聴率を回収できなかったことが、メディアの厳しい論調に拍車をかけました。
また、放送枠のミスマッチも挙げられます。平日の木曜22時枠は本来、女性層や若年層が好む恋愛ドラマやライトなエンタメが主流でした。そこにシベリア抑留や重厚な商社の経済戦争、軍用機ビジネスの暗闘という硬派極まりない題材を投入したことで、裏番組のバラエティ番組にライト層を奪われる苦戦を強いられたのです。