カニの種類と味の違いを徹底比較!四大蟹の選び方と失敗しない通販相場

カニの種類と味の違いを徹底比較!四大蟹の選び方と失敗しない通販相場の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

スーパーの鮮魚コーナーや通販サイトで頻繁に見かけるのが、ズワイガニと「紅ズワイガニ」の価格差です。見た目はよく似ていますが、両者には生態環境から肉質まで明確な一線が画されています。

最大の相違点は生息水深です。本ズワイガニが水深200〜400メートル前後の大陸棚に生息するのに対し、紅ズワイガニは水深800〜2,500メートルという光の届かない極小酸素の深海に生息しています。過酷な深海の水圧に耐えるため、紅ズワイガニは体内の水分含有量が非常に高いという生体特性を持っています。

この水分量の違いが、調理特性に直結します。ズワイガニと紅ズワイガニの違いとして、本ズワイガニは繊維が緻密で加熱しても身が縮みにくく、鍋料理や焼きガニに最適です。一方、紅ズワイガニはみずみずしく強い甘みを持つものの、加熱しすぎると身から水分が抜け落ちて目減りしやすい性質があります。そのため、紅ズワイガニは缶詰や加工品、または新鮮なうちに茹で上げて冷やした状態で食すのが王道です。外見の見分け方としては、生きている状態で腹側まで全身が鮮やかな紅色をしているものが紅ズワイガニ、加熱前は甲羅が茶褐色で腹が白いものが本ズワイガニと判別できます。

また、日本海側で水揚げされる本ズワイガニには、水揚げ港ごとに厳格なタグが付けられるブランド戦略が存在します。松葉ガニ越前ガニブランド比較において、山陰地方(京都・兵庫・鳥取・島根)で揚がるオスを「松葉ガニ」、福井県で揚がるオスを「越前ガニ」と呼びます。品質基準は極めてシビアであり、福井県の最上位ブランド「極(きわみ)」では重量1.5kg以上、甲羅幅14.5cm以上、爪幅3cm以上という厳密な数値をクリアしたものだけに専用タグが装着され、初競りでは1杯数十万円から数百万円の祝儀相場がつくことも珍しくありません。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest