なぜプロは選ぶ?ギター半音下げチューニングの正しい合わせ方と3つのメリット
なぜプロは選ぶ?ギター半音下げチューニングの正しい合わせ方と3つのメリットについての最新情報を徹底解説します。
変則チューニングを導入する際、初心者が最も混同しやすいのが「ドロップDチューニング」との構造的な違いです。
ドロップDは「6弦のみを1音(全音)下げてDにする」設定であり、1〜5弦はレギュラーのままです。これにより、人差し指1本で6〜4弦をセーハするだけでパワフルなパワーコードが鳴らせるようになります。一方で半音下げは、「すべての弦(1〜6弦)を均一に半音下げる」ため、コードフォームやスケールの運指関係はレギュラーチューニングと完全に同一のまま保たれます。
バンドスコアやTAB譜(タブ譜)を見る際も注意が必要です。楽譜の冒頭に「Tuning: Half Step Down」と記載されている場合、TAB譜に書かれたフレット番号は「半音下げた状態のギターでその数字のフレットを押さえる」ことを意味します。実音(コンサートピッチ)を自分で頭の中で変換する必要はなく、レギュラーチューニングの楽曲と全く同じ感覚で記載通りのフレットを押さえれば自然と原曲通りのピッチで演奏できます。
また、アコースティックギターで弾き語りをするプレイヤーにとって重宝するのがカポタスト(カポ)を用いた移調テクニックです。半音下げにセットしたギターの1フレットにカポタストを装着すると、瞬時にレギュラーチューニングの開放弦の音階に戻ります。1本のギターで半音下げ楽曲とレギュラー楽曲を連続して演奏するライブでは、極めて実用的な現場の裏ワザとして定着しています。