カンボジア特殊詐欺の深淵!現地摘発の裏側と悪質手口の全貌
カンボジア特殊詐欺の深淵!現地摘発の裏側と悪質手口の全貌の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
こうした東南アジアを拠点とする広域詐欺の転換点となったのが、かつてフィリピンの入国管理施設から指示を出していたとされる「ルフィ」グループの存在だ。その幹部であった渡辺竜也被告らが逮捕された後も、組織の細胞は全滅したわけではない。むしろ、捜査の追及を逃れるようにカンボジアなどの周辺国へと拠点を分散させ、より強固な暗号化通信アプリを駆使する形へと姿を変えた。
日本の警視庁は、現地のカンボジア国家警察および在カンボジア日本国大使館と密接に連携し、情報収集と身柄拘束の手を強めている。しかし、現地の複雑な利権構造や言語の壁、さらには治安当局の管轄の相違などが障害となり、摘発の現場は常に一触即発の困難に満ちている。一度拠点が捜査を受ければ、すぐさま別の都市へ移動する「移動型アジト」の存在も、捜査網を困難に陥れている要因だ。