盂蘭盆とは?語源の逆さ吊り伝説と現代お盆の違い・供養の作法総解剖
盂蘭盆とは?語源の逆さ吊り伝説と現代お盆の違い・供養の作法総解剖についての疑問解決ガイドをご紹介します。
Q1:盂蘭盆(うらぼん)と普通のお盆は何が違うのですか?
A1:本質的な意味は同じですが、「盂蘭盆(盂蘭盆会)」はサンスクリット語を語源とする仏教本来の正式な宗教儀礼(苦難の救済・施餓鬼)を指します。一方、「お盆」はそこに日本の神道的な先祖信仰や民俗習慣が融合し、定着した年中行事の呼称です。
Q2:7月盆と8月盆はどちらが正式な時期ですか?
A2:どちらが正しくどちらかが誤りということはありません。元々の旧暦7月15日に近い季節感で行うのが8月の「月遅れ盆」であり、明治の改暦通りの日付で行うのが「7月盆」です。地域の慣習やお寺の檀家制度の取り決めに合わせて執り行うのが通例です。
Q3:浄土真宗の家では迎え火や精霊馬を用意してはいけないのですか?
A3:浄土真宗では、故人はすでに極楽浄土で仏となっており、霊としてこの世を行き来することはないと説くため、精霊棚や精霊馬、迎え火・送り火などの設えは原則として行いません。仏壇を清めて通常通りお飾りし、阿弥陀如来への報恩感謝として手を合わせます。