ブリトーとは?タコスとの決定的な違いやコンビニで大人気の真相を徹底解説
ブリトーとは?タコスとの決定的な違いやコンビニで大人気の真相を徹底解説に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
ブリトー(Burrito)を極めて簡潔に定義するならば、「大きめのフラワートルティーヤ(小麦粉生地)を用い、肉・豆・チーズ・米・野菜などの具材を隙間なく春巻き状に巻き上げた料理」です。タコスが具材を生地の上にのせて二つ折りにした状態で提供される「オープン型」であるのに対し、ブリトーは両端を内側に折り込み、内部のソースや肉汁が外に漏れないよう密閉する「カプセル型」の構造を採用しています。
この両者を分かつ最大の要因こそが、トルティーヤ生地の種類です。メキシコ中央部から南部にかけて主食とされてきた伝統的なタコスは、トウモロコシを石灰水で処理した粉(マサ)を原料とする「コーントルティーヤ」を使用します。コーントルティーヤは独特の香ばしさを持つ一方で、グルテンを含まないため伸展性が低く、大きく包もうとすると生地が割れてしまいます。
一方のブリトーで用いられるのは、小麦粉をベースに油脂(ラードや植物油)を練り込んだフラワートルティーヤです。グルテンの網目構造がもたらす強力な弾力としなやかさによって、薄く延ばした大判の生地であっても破れることなく、大量の具材を強固にホールドすることを可能にしました。
あわせて混同されやすい「ラップサンドとの違い」にも触れておきましょう。ラップサンドは1990年代にアメリカのカリフォルニアやニューヨークで発祥したデリスタイルの軽食です。ブリトーの巻き方を模倣しつつも、温かい具材(米や煮豆、加熱肉)を包んでホットスナックとして食べるブリトーに対し、ラップサンドは冷製チキンや生野菜、ドレッシングを薄型パン生地で巻き、常温または冷蔵のままヘルシーに食べるサンドイッチの一派として設計されています。