なぜTiktokで世界的大流行?ナルトダンスの元ネタと中毒曲の真相を徹底解説
なぜTiktokで世界的大流行?ナルトダンスの元ネタと中毒曲の真相を徹底解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
タイムラインを埋め尽くした「ナルトダンス」の映像を初めて見たユーザーの多くは、「アニメ本編の特別エンディングか何かか?」と錯覚する。しかし、結論から言えば、岸本斉史氏による原作コミックやスタジオぴえろ制作の公式アニメ本編に、ナルトがこのようなダンスを踊る場面は一切存在しない。この現象の根底には、ゲームカルチャーとファンコミュニティによる二次創作の爆発的な交差が存在する。
元動画の起源を辿ると、決定的なトリガーとなったのは2021年11月に実施されたオンラインゲーム『フォートナイト(Fortnite)』と『NARUTO-ナルト- 疾風伝』の公式コラボレーションである。同作のスキンとしてナルト、サスケ、サクラ、カカシが実装された際、プレイヤーはゲーム内の多様な「エモート(ダンスや感情表現のアクション)」をナルトに踊らせることが可能になった。普段は命懸けの忍務に身を投じるナルトが、コミカルなヒップホップダンスやポップスに合わせて腰を振る姿は、瞬く間にプレイヤーコミュニティへ強烈なインパクトを与えた。
火種はフォートナイトにとどまらなかった。3Dモデリングソフト「Blender」や「MMD(MikuMikuDance)」を自在に操る海外のCGアニメーターたちが、より滑らかでスタイリッシュなナルトダンスアニメーションを独自に制作。TikTokやYouTube Shortsに投稿し始めたのである。プロ顔負けのカメラワークと物理演算で作られたナルトのダンス映像は、ゲーム実況の枠を飛び出し、ショート動画特有の「真似して踊る(Dance Challenge)」文化と融合していった。