Saas企業とは何か?従来Itとの違いと年収・将来性を完全解説
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SaaSとは「Software as a Service」の略称であり、従来のようにCD-ROMなどでPC端末にインストールしていたソフトウェアを、インターネット経由でサービスとして利用できる仕組みを指します。そして、この形態で自社プロダクトを開発・運営・提供する企業をSaaS企業と呼びます。
ここで多くの人が混同しやすいのがサブスクリプションとSaaSの違いです。サブスクリプションはあくまで「定期課金」という料金収受のビジネスモデル(課金形態)そのものを指し、動画配信のNetflixや雑誌の定期購読もこれに該当します。対してSaaSは「ソフトウェアをクラウド経由で提供する技術的・事業的形態」を意味しており、多くのSaaSがサブスクリプション型の料金体系を採用している、というのが正確な関係性です。
従来の受託開発(SIer:システムインテグレーター)との違いは、ビジネスの力点にあります。SIerの主業務は「顧客ごとの要望に合わせた個別システムの受託開発」であり、納品時にまとまった検収金を得るフロー型のビジネスです。一方、SaaS企業は「自社で企画・開発した共通プラットフォーム」を不特定多数の企業に提供し、利用料を毎月・毎年コツコツと積み上げるストック型モデルを築きます。
ユーザー企業側から見たBtoB向けSaaS導入のメリットは極めて明快です。従来のスクラッチ開発では数千万円から数億円の初期投資と半年以上の開発期間が必要でしたが、SaaSであれば初期費用を抑え、最短即日で最新鋭の業務システムを導入できます。インフラ管理やバージョンアップもベンダー側が常時自動で行うため、自社で保守運用要員を抱えるコストとリスクを大幅に圧縮できる点に支持が集まっています。