パンツレスはなぜ流行?下品批判と海外セレブ発トレンドの真相
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ネット上の批判で最も目立つ「下着で歩いているだけ」という解釈は、ファッション工学的な観点から見ると決定的な誤認です。ハイブランドやセレブリティが実践しているパンツレスは、ランジェリーを直穿きしているわけではありません。
実際に着用されているのは、アウターウェアとして設計されたテーラードショーツです。厚手のニットや高級ウール、レザー素材が用いられ、裏地には透け防止やヒップラインを補正する高度な構造が施されています。価格帯も一般的な下着とは桁違いで、数十万円クラスのプレタポルテが主流です。
さらに重要なのが、タイツとアウターの絶妙な掛け合わせです。ケンダル・ジェンナーをはじめとするスタイリングの鉄則は、「脚を丸出しにしない」こと。50〜80デニールのマットブラックタイツ、あるいは微細な光沢を持つシアータイツを必ず重ね、トップスにはメンズライクなロングトレンチコートや構築的なテーラードジャケットを羽織ることで、露出度と知的な重厚感のバランスを緻密に保っています。計算し尽くされたプロポーションの妙こそが、このスタイルの真骨頂なのです。