ワゴンとSuvどっちを選ぶ?決定的な違いと後悔しない新基準
ワゴンとSuvどっちを選ぶ?決定的な違いと後悔しない新基準の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
「荷物がたくさん載るクルマ」を求めて両者を比較する際、多くの人が陥る罠がカタログの「VDA方式荷室容量(リットル表記)」の単純比較です。例えば同じ荷室容量500リットルであっても、ステーションワゴンとSUVでは空間の広がり方が根本から異なります。
SUVの荷室容量は「天井の高さ」によって稼ぎ出されているケースが目立ちます。観葉植物や大型のスーツケースを立てたまま積むシチュエーションには強いものの、荷物を上に積み重ねると後方視界が遮られるだけでなく、急ブレーキ時に荷崩れを起こす危険が伴います。一方のステーションワゴンは、フロア面積(奥行き×幅)そのものが広く設計されています。ゴルフバッグを横向きに複数積む、テントやタープといったキャンプの長尺ギアを平積みする作業においては、荷崩れの心配が少なく、実用的な積載力でSUVを凌駕します。
「車中泊」の快適性に関しても明確な差異が存在します。SUVは後席を前方に倒した際、座面構造の制約から荷室フロアと後席背もたれの間に10〜15度の傾斜や段差が生じやすい傾向があります。車中泊マットを敷いても腰の沈み込みが気になり、安眠を妨げる原因になりがちです。対してステーションワゴンは、もともと「人と荷物を載せて長距離を高速移動する」思想で仕立てられているため、荷室と後席背もたれが完全にツライチ(水平)になる機構を備えたモデルが多く、大人2名が足を伸ばしてフラットに就寝できる空間構築が容易です。