ミッシェル「世界の終わり」歌詞の真相とセカオワ元ネタ説を徹底追究

話題沸騰中の ミッシェル「世界の終わり」歌詞の真相とセカオワ元ネタ説を徹底追究について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

『世界の終わり』をロックアンセムたらしめている最大の推進力は、間違いなく故・アベフトシによる電光石火のギタープレイです。イントロが鳴った瞬間、空間の空気を一変させる切れ味鋭いカッティングは、今なお多くのギタリストにとって憧れであり、同時に高い壁として立ちはだかっています。

アベフトシが使用していたメインギターといえば、松下工房でモディファイされたフェンダー・テレキャスターカスタム(アベフトシ・モデル)が広く知られています。通常のギタリストでは考えられないほどの極太弦(ダダリオの.011〜.049などの太ゲージ)を張り、限界まで弦高を下げたセッティングから、驚異的なアタック感と音圧を生み出していました。アンプには名機HIWATT(ハイワット)やFender Twin Reverbを用い、エフェクターに頼らない直結に近いセッティングで、ピッキングの強弱だけでダイナミクスを表現していました。

楽曲のコード進行自体は、キーGを中心としたオーソドックスなロックンロールのクリシェを踏襲しています。しかし、アベフトシの代名詞である「高速マシンガン・カッティング」と、左手による完璧なミュートワーク、ブラッシングの混交によって、コード譜からは決して読み取れない立体的なグルーヴが立ち現れます。クハラカズユキのスクエアでタイトなドラム、ウエノコウジのうねる重低音ベースと完璧に噛み合うことで、ただのガレージパンクにとどまらない強靭な音塊が完成していたのです。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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