インフルエンザ市販薬はアセトアミノフェン一択?脳症リスクと正しい選び方
インフルエンザ市販薬はアセトアミノフェン一択?脳症リスクと正しい選び方について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
「病院で処方されるカロナールと同じものが欲しい」という需要が高まっていますが、カロナールと市販薬の違いは、基本的に販売名と配合用量の規格の違いのみです。主成分は同一の「アセトアミノフェン」であり、正しい製品を選べば同等の解熱鎮痛効果を得ることができます。
選ぶ際の最大のポイントは、他の鎮痛補助成分や催眠鎮静成分が入っていないアセトアミノフェン単一成分市販薬を指名買いすることです。
1. 成人向け(15歳以上):タイレノールA
ドラッグストアで高い評判と実績を誇るタイレノールAは、1錠中にアセトアミノフェンを300mg配合した単一製剤です。胃酸の影響を受けにくいため、発熱で食欲がない空腹時でも服用できる点が自宅療養において極めて実用的です。眠くなる成分(鎮静成分)やカフェインが含まれていないため、療養中の自然な睡眠を妨げません。
2. 小児・小中学生向け(7歳〜15歳未満):バファリンルナJ
子供のインフルエンザ解熱剤としてドラッグストアで手軽に入手できるのが「バファリンルナJ」です。バファリンというブランド名ですが、本製剤はアスピリンではなくアセトアミノフェンを主成分として配合しています。水なしで噛み砕いて飲めるチュアブル錠タイプ(フルーツ味)になっており、高熱で喉の痛みがひどく錠剤を飲み込めない子供でも無理なく服用可能です。
3. 幼児・乳幼児向け(生後数ヶ月〜):キオフィーバや小児用シロップ
錠剤が飲めない幼児には、坐薬タイプの「キオフィーバ」(1回量アセトアミノフェン50mg〜100mg規格)や、各社から出ているアセトアミノフェン単一の小児用解熱シロップが選択肢となります。坐剤は吐き気で内服が困難な局面でも確実に投与できる強みがあります。