メガネのレンズ外し方と失敗しないコツ!セルやメタルの安全手順
メガネのレンズ外し方と失敗しないコツ!セルやメタルの安全手順に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。
自宅でメガネのメンテナンスやレンズ着脱を行う場合、身近にあるハサミの先端やカッターナイフでネジを回そうとするのはフレームを破壊する最大の原因です。眼鏡の精密規格に合致した正しい工具を用意することが、最大の破損防止策となります。
- 眼鏡用精密ドライバー(#00 / #000規格):ネジ頭の十字溝に隙間なくフィットする専用品。軸がしっかり回転する指当て付きのものが推奨されます。
- 大判マイクロファイバークロス:薄手のメガネ拭きではなく、厚手で繊維密度の高いクロスを2枚用意し、作業台の上に敷く「養生マット」兼「レンズ把持用」として使用します。
- 滑り止め付きシリコンシート:ネジを回す際、フレームが滑ってドライバーの刃先がレンズ表面を直撃する事故を防ぎます。
【プロの結論】自分でレンズを外してよい人・プロに任せるべき人の判断基準
レンズの自力脱着には、コストをかけずに清掃やメンテナンスができるメリットがある反面、度付きレンズの光学中心(アイポイント)のズレや乱視軸の狂いという見えないリスクも伴います。自身で行うかどうかの明確な判断基準は以下の通りです。
【自力で行っても問題ないケース】
・度数の入っていないファッション用伊達メガネやサングラスのレンズ交換
・構造が単純なセルフレームやナイロールの溝掃除・水垢除去
・規格に合った精密ドライバーが手元にあり、ネジの増し締め経験がある場合
【必ず眼鏡店に持ち込むべきケース】
・高乱視や遠近両用(累進レンズ)など、わずかな角度ズレで見え方に歪みが生じるメガネ
・フチなし(ツーポイント)や高価格帯の天然素材(べっ甲・ウッド・バッファローホーン)フレーム
・経年劣化で白濁・硬化した古いアセテートフレーム(少しのテンションで破断する危険性大)