赤ちゃんがふんばるのにうんちが出ない原因と今すぐできる解消法
赤ちゃんがふんばるのにうんちが出ない原因と今すぐできる解消法の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。
苦しそうにしている赤ちゃんを前にしたとき、家庭で安全にできる3段階のアプローチがあります。身体への負担が少ない手技から順序立てて行うことが推奨されます。
ステップ1:腹部を刺激する「のの字マッサージ」と「ガス抜き体操」
授乳後30分以上経過した機嫌の良い時間帯に、お腹を優しく刺激して腸の蠕動運動を促します。
- のの字マッサージ:保護者の手のひらを温め、赤ちゃんのへそを中心に、時計回りにひらがなの「の」の字を描くように優しくなでます(強さは皮膚がわずかにへこむ程度、1回につき10〜15周)。
- ガス抜き体操:赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両足首を優しく持って膝をお腹へ向けて軽く曲げ伸ばしします。自転車を漕ぐように足を交互に動かすことで腹筋が刺激され、滞留したガスが排出しやすくなります。
ステップ2:決定打となる「綿棒浣腸のやり方」と失敗しない注意点
マッサージで改善しない場合や、丸1日以上排便がなく苦しそうに唸っている場合は、綿棒浣腸が極めて有効です。物理的に直腸下部を刺激し、肛門括約筋を緩める反射を引き出します。
- 準備:大人用の標準的な綿棒(または赤ちゃん用太軸綿棒)、ベビーオイルやワセリン、新聞紙またはペットシーツ、おしりふきを用意します。
- 潤滑剤の塗布:綿棒の先端(綿球部分全体)に、滴るくらいたっぷりとオイルやワセリンを塗ります。潤滑剤が不足していると肛門粘膜を傷つける恐れがあります。
- 挿入と刺激:オムツを下に敷き、赤ちゃんの両足を片手で持ち上げてお尻を見えやすくします。綿棒を肛門に対して直角に、約1cm〜1.5cm(綿球がすっぽり隠れる深さ)ゆっくり挿入します。
- 回転刺激:綿棒の軸を指先で優しく持ち、肛門の壁を押し広げるイメージで「の」の字を書くように5〜10秒ほど円を描いて優しく回し、ゆっくり引き抜きます。
刺激直後、または数分後におならとともに勢いよくうんちが噴出することがあるため、ティッシュやオムツで肛門付近を素早く覆えるよう構えておくのが実践のコツです。