コンセントのアース線の付け方解説!ネジ式・ワンタッチと端子なし対策
コンセントのアース線の付け方解説!ネジ式・ワンタッチと端子なし対策の注目されている理由をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
古い賃貸物件やキッチンのレイアウトによっては、「設置したい場所にアース端子付きコンセントがない」「コードが短くてアース端子まで届かない」というトラブルが頻発します。このような場合の現実的な解決策を整理しました。
1. 賃貸でアース線が届かない対策(延長と繋ぎ方)
アース線の長さが足りない場合、市販されているアース用ビニル絶縁電線(IV線、太さ1.25sq〜2.0sq程度)を購入して延長することが可能です。ホームセンターや家電量販店で数百円程度で入手できます。
線を繋ぐ際は、両方の芯線を約15mm剥き、芯線同士を強くねじり合わせた上で「圧着スリーブ」や「差込形ピン端子」を使用して物理的に圧着し、上から絶縁テープを隙間なく巻き付けます。安全性を最優先するなら、工具不要で電線を差し込むだけで確実に結合できる「ワンタッチ式中継コネクタ(WAGOコネクタ等)」の利用が最も手軽で確実です。
2. 簡易アースとしての「ビリビリガード」の活用
部屋の壁にアース端子自体が存在しない場合の有効な防護策が、テンパール工業などが製造するプラグ形漏電遮断器(商品名:ビリビリガードなど)の導入です。
ビリビリガードは既存の2口コンセントに差し込み、その上から家電の電源プラグを挿すだけで使用できる機器です。コンセントと家電の間の電流バランスを常時監視し、15mA程度の微小な漏電を検知すると0.1秒以内の超高速で電気を遮断します。物理的なアース接地そのものを作るわけではありませんが、人体に致命的な電流が流れる前に給電をカットするため、賃貸住宅で工事ができない環境における極めて強力な安全対策となります。
3. アース工事の費用相場と依頼先
根本的にアース付きコンセントを新設・増設したい場合は、国家資格である電気工事士による「D種接地工事」が必要です。分電盤や既存配管の状況によって変動しますが、工事費用の一般的な相場は8,000円〜20,000円前後となります。賃貸物件の場合は、勝手に工事を発注せず、事前に管理会社や大家さんに設置許可を取りましょう。