ムカデとヤスデの違いを徹底比較!見分け方と危険性・正しい駆除対策
ムカデとヤスデの違いを徹底比較!見分け方と危険性・正しい駆除対策の全体像を詳しく解説してご紹介します。
突然の遭遇時でも、落ち着いて体の構造や動きを観察すれば、専門知識がなくとも瞬時に見分けることが可能です。さらに、同じく屋内で遭遇頻度が高い「ゲジゲジ(ゲジ)」を含めた3者の身体的特徴を整理しました。
最も明確な識別点は「1つの体節(胴体のくびれ)から生えている脚の数」です。ムカデは唇脚綱(しんきゃくこう)に属し、1つの節から「左右1対(計2本)」の脚が横に突き出すように生えています。対してヤスデは倍脚綱(ばいきゃくこう)に属し、前方の数節を除いて1つの節から「左右2対(計4本)」の脚が生えています。これが「倍脚類」と呼ばれる所以です。
また、「歩行動作」にも明確な差異が現れます。ムカデは体を左右にくねらせながら獰猛に蛇行し、獲物を追うように素早く走ります。一方のヤスデは、無数の脚が前から後ろへと美しい波を描くように協調運動を行い、直進的にゆっくりと滑るように移動します。そして、危険を感じたときに「クルクルと平たい円盤状(あるいは球状)に丸まる」のはヤスデだけの決定的な防御姿勢です。