ムカデとヤスデの違いを徹底比較!見分け方と危険性・正しい駆除対策

話題沸騰中の ムカデとヤスデの違いを徹底比較!見分け方と危険性・正しい駆除対策について、多角的な視点をご紹介しています。

突然の遭遇時でも、落ち着いて体の構造や動きを観察すれば、専門知識がなくとも瞬時に見分けることが可能です。さらに、同じく屋内で遭遇頻度が高い「ゲジゲジ(ゲジ)」を含めた3者の身体的特徴を整理しました。

最も明確な識別点は「1つの体節(胴体のくびれ)から生えている脚の数」です。ムカデは唇脚綱(しんきゃくこう)に属し、1つの節から「左右1対(計2本)」の脚が横に突き出すように生えています。対してヤスデは倍脚綱(ばいきゃくこう)に属し、前方の数節を除いて1つの節から「左右2対(計4本)」の脚が生えています。これが「倍脚類」と呼ばれる所以です。

また、「歩行動作」にも明確な差異が現れます。ムカデは体を左右にくねらせながら獰猛に蛇行し、獲物を追うように素早く走ります。一方のヤスデは、無数の脚が前から後ろへと美しい波を描くように協調運動を行い、直進的にゆっくりと滑るように移動します。そして、危険を感じたときに「クルクルと平たい円盤状(あるいは球状)に丸まる」のはヤスデだけの決定的な防御姿勢です。

項目ムカデ(百足)ヤスデ(馬陸)ゲジゲジ(蚰蜒)分類・種数(国内)唇脚綱・約60種倍脚綱・200種以上唇脚綱・約10種体型・断面平らで扁平(7〜15cm程)円筒形・かまぼこ型(1〜3cm程)小型の胴体+極めて長い脚節ごとの脚の数1節に1対(2本)1節に2対(4本)全体で15対(30本)移動速度と動き俊敏・蛇行しながら疾走緩慢・波打つように直進超高速・壁や天井を疾走防衛反応頭を持ち上げ毒牙で咬みつく体を渦巻状に丸め悪臭液を出す脚を自切して一目散に逃走主な食性完全肉食(昆虫・小動物)腐植食(落ち葉・朽木・菌類)完全肉食(ゴキブリ・ダニ等)人間への直接的害咬傷被害(激痛・壊死・ショック)体液による皮膚炎・強烈な不快感ほぼ無害(見た目の不快感のみ)
阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest