保冷剤は燃えるゴミ?流すと危険な理由と2026年最新の処分ルール
保冷剤は燃えるゴミ?流すと危険な理由と2026年最新の処分ルールについて詳しく解説いたします。最新の情報をご確認ください。
水道トラブルの修理現場を取材すると、大掃除シーズンや夏場を過ぎた秋口に、保冷剤の誤廃棄による配管閉塞のSOSが急増します。都内の指定給水装置工事事業者に勤務する現役配管技師は、現場の惨状を次のように証言します。
「お客様から『急に台所の水が流れなくなって逆流してきた』と連絡を受けて駆けつけると、排水トラップを外した瞬間に大量の半透明なゼリーがドロリと溢れ出てくる現場に何度も遭遇します。パイプユニッシュなどの市販洗浄剤を何本も流したとおっしゃるのですが、高吸水性ポリマーは苛性ソーダや次亜塩素酸ナトリウムなどのアルカリ性洗剤では一切分解されません。自力で直そうとして棒で突いた結果、ゲルが管の奥深くへ押し込まれ、下水本管の手前で完全に固着してしまうのが最悪のパターンです」
保冷剤排水口つまり修理にかかる費用は、軽微なトラップ分解清掃で済めば1万5,000円〜2万5,000円程度ですが、床下配管の解体や電動トーラー機材の投入、高圧洗浄作業が必要になると、5万円から15万円前後の高額請求に発展します。無知ゆえにゲルを数パック流した代償としては、あまりにも重い経済的打撃となります。