廿日市女子高生殺人事件の真相と鹿嶋学の動機|14年越しの逮捕劇と現在
廿日市女子高生殺人事件の真相と鹿嶋学の動機|14年越しの逮捕劇と現在にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
無期懲役が確定した鹿嶋学受刑者の現在は、西日本にある刑務所(治安上の理由から施設名は非公開)に収監され、厳重な警備の下で刑務作業に従事しています。日本の刑事司法において、現在の無期懲役刑は「10数年で仮釈放される」という過去のイメージとは大きく異なっています。法務省の運用見直しにより、無期懲役囚の平均在所期間は35年を超え、実質的な終身刑として運用されています。鹿嶋が獄外へ出る可能性は極めて低く、一生を塀の中で罪を償い続ける生活が続いています。
一方、遺族の現在はどうでしょうか。父・北口忠さんは、事件発生直後から「SA・TO・MI ~娘への想い~」というブログを開設し、犯人逮捕を諦めずに14年間情報を発信し続けました。街頭で配ったチラシは30万枚を超えます。聡美さんが生前愛用していたイルカの携帯ストラップをいまも大切に保管し、仏前に手を合わせる日々は変わりません。
忠さんは現在も、各種シンポジウムや講演会、警察学校での講話などを通じて、自らの悲痛な体験を語り続けています。「娘の命を無駄にしたくない」「犯罪被害者が二度と同じ苦しみを味わわない社会を作りたい」という切実な願いは、事件の風化に抗う強い道標となっています。