エラボトックス失敗の真相|頬こけ・笑顔の違和感を防ぐプロの選び方
今注目を集めている エラボトックス失敗の真相|頬こけ・笑顔の違和感を防ぐプロの選び方について、詳しいまとめをご紹介しています。
エラボトックスの成否を分ける要素には、術者の手技だけでなく「使用する製剤の品質」も直結します。現在、日本の美容クリニックでは主に以下の2系統が流通しています。
1. 厚生労働省承認薬「アラガン社製ボトックスビスタ」
世界で最も豊富な臨床実績と安全データを持つゴールドスタンダード。ボツリヌス毒素の純度が高く、標的部位からの不必要な拡散が起こりにくい設計となっています。また、有効成分に対する「中和抗体(効果が薄れる原因)」ができるリスクが極めて低く抑えられています。正規流通品は徹底した温度管理(コールドチェーン)のもとで輸送されるため、品質の均一性が担保されています。
2. 韓国製などのジェネリック製剤(ボツラックス、コアトックス等)
KFDA(韓国食品医薬品安全庁)等の承認を得ているものが多く、最大の魅力は1回あたり1万円台〜という圧倒的な低価格設定です。分子量や純度の面で改良が進んでいるものの、ロットごとの力価のバラつきや、保存状態による活性の低下リスクが完全には否定できません。拡散性が高い低価格製剤を広範囲に投与した結果、意図しない隣接筋へ薬液が流れ、表情麻痺を誘発するリスクが高まります。