強塩基の覚え方は語呂合わせで一撃!周期表で見分ける高校化学攻略

強塩基の覚え方は語呂合わせで一撃!周期表で見分ける高校化学攻略の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

語呂合わせによる丸暗記を確固たる得点力に変えるには、化学的な背景理解が欠かせません。高校化学における酸と塩基の定義には、主にスウェーデンの化学者アレニウスが提唱した「水溶液中でH⁺を出す物質が酸、OH⁻を出す物質が塩基」という定義と、ブレンステッド・ローリーによる「H⁺を与える物質が酸、H⁺を受け取る物質が塩基」という定義の2種類が存在します。

中和反応やpH計算の基礎となるのはアレニウスの定義です。ここで極めて重要な指標が高校化学における電離度(α)です。電離度とは、水に溶けた電解質のうち、イオンに分かれている割合(0 < α ≦ 1)を指します。

水溶液中において、溶けた分子やイオン結晶がほぼ100%イオンに分かれる(電離度α≒1)物質を「強酸」「強塩基」と呼びます。代表例である水酸化ナトリウムの電離を化学反応式で表すと以下の通りです。

$$\mathrm{NaOH \longrightarrow Na^+ + OH^-}$$

水酸化ナトリウムは水中で完全に電離し、仕込んだ物質量とほぼ同物質量のOH⁻を放出します。一方で、アンモニア(NH₃)などの弱塩基は水溶液中で一部しか電離せず(電離度αが概ね0.01〜0.05程度)、大部分が分子のまま水中に留まります。

強酸に関しても同様に、周期表のハロゲン化水素(HCl, HBr, HI)や多価のオキソ酸(HNO₃, H₂SO₄)が該当します。強酸・強塩基の見分け方の基本は、「強酸(塩酸・硝酸・硫酸・臭化水素・ヨウ化水素)と強塩基(Li, Na, K, Rb, Cs, Ca, Sr, Baの水酸化物)をリストアップして暗記し、それ以外の酸・塩基は弱酸・弱塩基とみなす」という引き算の思考法です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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