中心静脈圧(Cvp)の基準値と異常原因|看護師が知るべき測定の全知識
中心静脈圧(Cvp)の基準値と異常原因|看護師が知るべき測定の全知識の特集記事を解説します。最新トレンドが詰まっています。
医療現場の生の声として、集中治療室や病棟の看護師からは「CVPの急激な変化に気づいたことで、術後出血の再発や急な心不全増悪を初期段階で食い止められた」という報告が多く聞かれます。一方で、「輸液過多による肺水腫のサインを見落としかけた」「ラインの屈曲による偽高値に惑わされた」といったヒヤリハットも後を絶ちません。
中心静脈カテーテル留置患者を受け持つ際は、圧測定だけでなく以下の合併症リスクに対する日常的な観察項目を網羅する必要があります。
- 刺入部周囲の局所観察:発赤、腫脹、疼痛、浸出液、出血がないかを確認します。カテーテル関連血流感染症(CRBSI)の早期発見は生命予後に直結します。
- 固定状態と体外露出長:カテーテルの目盛りが挿入時とずれていないかを毎勤務帯で確認し、意図せぬ自然抜去やカテーテル先端の移動を防ぎます。
- 輸液ラインの開通性とフラッシュ:血液の逆流や血栓閉塞がないか、ヘパリン加生理食塩水や加圧バッグによる持続フラッシュ圧が適正に維持されているかを点検します。
- 全身症状と随伴症状:穿刺後の気胸や血胸の兆候(呼吸困難、SpO2低下、胸痛)、不整脈の出現がないかをモニター心電図とともに総合的に監視します。