全反射が起きる2つの条件とは?臨界角の求め方と公式の導出を完全整理
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光学における全反射とは、光が異なる物質の境界面に入射した際、境界面を透過して屈折する光(屈折光)が存在せず、入射した光エネルギーの100%が境界面で反射される現象を指します。通常の鏡による反射では数パーセントの光が吸収・散乱されますが、全反射では光量の損失が原理的に生じません。
この現象が発生するためには、以下の2つの必須条件を同時に満たす必要があります。
- 条件1(媒質の屈折率 大小):光が「屈折率の大きい媒質(密な媒質)」から「屈折率の小さい媒質(疎な媒質)」へ進むこと(例:水中から空気中、ガラスから空気中)。
- 条件2(入射角と臨界角の関係):境界面に対する「入射角 $\theta_1$」が、その物質固有の「臨界角 $\theta_c$」よりも大きいこと($\theta_1 > \theta_c$)。
試験対策や記憶の定着における全反射 条件 覚え方としては、「大から小へ、角度は大」というワンフレーズを頭に入れておくとミスを防げます。屈折率が「大 $\rightarrow$ 小」の向きに進み、入射角が「臨界角より大」になった瞬間にのみ、屈折光が境界を越えられなくなります。