美輪明宏の若い頃が国宝級イケメン!三島由紀夫も虜にした美貌と真相
美輪明宏の若い頃が国宝級イケメン!三島由紀夫も虜にした美貌と真相の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。
美輪明宏の若い頃を語る上で欠かせないのが、戦後日本文学の最高峰に君臨した知性たちとの濃密な交流です。とりわけ三島由紀夫との邂逅は、文学史・演劇史における伝説として今なお語り継がれています。
銀座のシャンソン喫茶「銀巴里」で初めて美輪のステージを目にした三島は、その類まれな美貌と知性に衝撃を受け、「天上界の美」「君の美しさは冷徹な刃物のようだ」と手放しで絶賛しました。美への執着が人一倍強かった三島にとって、美輪は単なる愛好の対象ではなく、自らの美学を地上に具現化させた「生きた芸術品」そのものだったのです。
二人の関係性を象徴するのが、江戸川乱歩原作、三島由紀夫潤色の名作舞台『黒蜥蜴(くろとかげ)』です。乱歩自身も美輪の美しさに深く心酔し、自宅の書斎に招いて緑茶を振る舞いながら「緑色のトカゲの刺青がこれほど似合う人間は他にいない」と主役に太鼓判を押しました。三島が手掛けた戯曲版『黒蜥蜴』で、美輪は冷酷にして妖艶な女盗賊・黒蜥蜴を怪演。劇中では、自ら志願して「生きた剥製(青年客)」役として出演した三島由紀夫と美輪による、息が止まるほど濃密なキスシーンが演じられ、演劇界に空前絶後の衝撃を与えました。
また、寺山修司も美輪のために傑作舞台『毛皮のマリー』を書き下ろすなど、当代随一の表現者たちが美輪明宏という唯一無二のミューズをめぐって自らの創作意欲を激しく刺激し合っていたのです。