美味しいトマトの見分け方!甘い完熟品を選ぶプロの極意と裏ワザ

美味しいトマトの見分け方!甘い完熟品を選ぶプロの極意と裏ワザに関する主要なデータを詳しく解説いたします。

テレビ番組やSNSで度々話題になる「水に沈むトマトは甘い」という言説。この真偽を確かめるべく青果市場や調理実験のデータを検証すると、物理的な事実として「糖度8度前後を超えるとトマトは水に沈む」ことが確認されています。

一般的なトマトの糖度は4〜6度程度で、果実全体の比重はおよそ0.95〜0.99と水(比重1.0)よりわずかに軽いため、水に入れるとプカプカと浮きます。これに対し、潅水制限(水やりを極限まで減らす農法)によって育てられた高糖度のフルーツトマトは、細胞組織が緻密になり糖分や固形分濃度が跳ね上がるため、比重が1.02〜1.05以上に達し、水底へと沈みます。

ただし、スーパーの店頭でトマトを水に沈めて確かめるわけにはいきません。店頭で高糖度なフルーツトマト系の個体を見分ける際は、以下の特徴に着目してください。

第一に、通常の大玉品種に比べてサイズが一回り小ぶりであり、持った瞬間に石のように硬く締まっていること。第二に、果頂部のスターマークが太く白くくっきりと浮き出ていること。そして第三に、ヘタの付け根周辺に「グリーンショルダー」と呼ばれる濃い緑色のグラデーションが帯状に残っていることです。この緑色は未熟なのではなく、葉緑素(クロロフィル)が極めて活発に活動して糖を大量に生成した証拠であり、一口かじればフルーツ並みの濃厚な甘みとコクを実感できます。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest