なぜ団扇形?岩手盛岡名物「うちわ餅」の由来と老舗の味・通販&レシピ総まとめ

なぜ団扇形?岩手盛岡名物「うちわ餅」の由来と老舗の味・通販&レシピ総まとめについての最新情報を徹底解説します。

団扇(うちわ)を模した平たいビジュアルが目を引く「うちわ餅」ですが、その起源は古く、盛岡藩の城下町として栄えた江戸時代から明治初期の食文化に遡ります。かつて米どころとして知られた南部地方では、米粉(うるち米やもち米)を使った独自の餅菓子文化が豊かに発展してきました。

名前の由来は、見た目通り「夏の涼をとる団扇」に見立てて作られたことにあります。竹串を団扇の柄に見立て、薄く円形に延ばした餅をあおぐ扇部に見立てたこの細工には、単なる見た目の面白さだけでなく「厳しい夏の暑さを扇ぎ払い、無病息災で過ごせるように」という祈念が込められていました。かつては夏越の祓(なごしのはらえ)やお盆の時期に食される季節菓子としての側面が強かったものの、その親しみやすさと美味しさから、現代では四季を通じて愛される盛岡名物として定着しています。

農作業の合間のおやつや、祭り・祝い事の席で振る舞われてきた素朴な歴史を持ち、現代の大量生産されたスイーツにはない「職人の手仕事と温もり」が今なお息づいています。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest