福山雅治「家族になろうよ」が今も涙を誘う本当の理由と制作秘話
福山雅治「家族になろうよ」が今も涙を誘う本当の理由と制作秘話の見逃せないポイントを一挙に解説しました。
『家族になろうよ』の原型は、結婚情報誌『ゼクシィ』の創刊以来初となる大型CMタイアップ楽曲として企画されました。当時、福山雅治自身は独身であり、「まだ家庭を持っていない自分が、どのような言葉で家族の始まりを描くべきか」という深い自問自答から制作がスタートしたと、当時のラジオ番組や音楽雑誌のインタビューで振り返っています。
楽曲制作が佳境を迎えていた2011年3月、東日本大震災が発生します。日本中が深い悲しみと先行きの見えない不安に包まれるなか、福山は「今、音楽に何ができるのか」「人と人との本当の繋がりとは何か」を徹底的に見つめ直しました。単なる華やかなウェディングソングではなく、「どんな困難があっても共に生きていく覚悟」と「当たり前の日常への祈り」を込めた歌詞へと推敲が重ねられたのです。
同年4月にはCMオンエアが開始され、同年8月31日には『fighting pose』との両A面シングルとして発売。オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得し、累計出荷枚数は数十万枚を突破。震災復興のチャリティイベントや音楽特番で歌われるたびに日本中へ温かな連帯感を届け、時代を象徴するアンセムへと昇華していきました。