死亡叙位の対象基準と申請手続き|官報掲載の流れと位階の真相を解説
死亡叙位の対象基準と申請手続き|官報掲載の流れと位階の真相を解説の詳細解説をご紹介します。役立つ情報が詰まっています。
混同されやすい死亡叙位と叙勲の違いですが、授与される対象物の本質が異なります。叙勲が「勲章(メダルや綬)」を授与する制度であるのに対し、叙位は「位階(正一位から少初位までの序列)」を授与する制度です。現行制度では、生前の叙位発令は事実上停止されており、特別な場合を除き死亡時にのみ授与されるという運用上の明確な差異が存在します。
位階は上位から「正一位」「従一位」「正二位」「従二位」と続き、実務上で多く発令されるのは「正四位」から「従八位」までの階層です。特に中央省庁の局長・事務次官経験者や知事経験者、大学教授などは正四位従四位の対象者となりやすく、地方公務員の一般退職者や小中学校の元校長であれば従五位から正六位前後が授与されるのが通例です。
位階序列と受章要件の決定には詳細な内規が存在し、本人が生前に叙勲を受けていた場合は、その勲等(例:瑞宝中綬章、瑞宝小綬章など)との釣り合いを考慮して位階の等級が選定されます。