首都圏とはどこまで?山梨が含まれる法律の定義と関東・東京圏の差
首都圏とはどこまで?山梨が含まれる法律の定義と関東・東京圏の差について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
公的な制度において「首都圏」の範囲を明確に定めているのが、1956年に制定された「首都圏整備法」第2条です。同法では、首都圏を「東京都の区域及び政令で定めるその周辺の地域を一体とした広域」と定義しており、施行令によって以下の1都7県が明記されています。
【首都圏整備法に基づく1都7県】
・東京都
・神奈川県
・埼玉県
・千葉県
・茨城県
・栃木県
・群馬県
・山梨県
ここで多くの人が驚くのが「なぜ山梨県が含まれるのか」という点です。山梨県は中部地方(甲信越地方)に分類されるのが一般的ですが、首都機能の過度な集中を防ぎ、広域的なインフラ整備や産業開発、水源林の保全などを一体的に進める国土計画上の目的から、法律上の首都圏として組み込まれました。中央自動車道やJR中央線による首都直結の物流・交通網、さらには山梨県が有する豊かな水源が東京の都市機能を支えている実情が背景にあります。