神戸山口組を裏切った組の真相 分裂抗争の裏に潜むキーマンの暗闘
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分裂劇の歴史において、最も象徴的な人物として挙げられるのが織田絆誠代表率いる絆會(旧・任俠山口組)の存在だ。神戸山口組の結成当初、実務を取り仕切る中核にいた織田氏は、組織のあり方に異を唱えて早々に離脱を表明。「脱・ヤクザ」の姿勢を掲げ、独自の路線へと舵を切った。この反旗は、神戸山口組にとって致命的な第一撃となった。
さらに、神戸山口組の看板組織であった五代目山健組を率いる中田浩司組長の決別も大きな衝撃を与えた。直接的な武力行使を辞さない武闘派として知られた中田組長だが、神戸山口組執行部との間に致命的な亀裂が生じ、最終的に組織を引き連れて離脱。かつての本家である六代目山口組側への復帰というウルトラCを見せ、神戸山口組の求心力を完全に失墜させた。