なぜ身長は縮むのか?大人の背が低くなる原因と改善策を徹底解説
なぜ身長は縮むのか?大人の背が低くなる原因と改善策を徹底解説について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をご確認ください。
中高年以降の急激な変化には、単なる老化現象と片付けられない深刻な疾患が隠れている場合があります。特に注意が必要なのが、自覚症状のないまま骨が潰れていく骨粗しょう症に伴う圧迫骨折です。
日本骨粗鬆症学会の診断指針においても、「過去の最高身長(20歳前後)と比較して2cm以上、または直近数年で2cm以上の短縮」が確認された場合、脊椎圧迫骨折の精密検査が強く推奨されています。
骨粗しょう症によって骨密度が著しく低下した脊椎は、重い荷物を持ち上げた際やくしゃみをした拍子、あるいは日常生活の重力負荷だけで、痛みをほとんど伴わずに骨が押し潰される「いつの間にか骨折」を起こすことがあります。背骨の椎体が楔状(くさびじょう)に変形して潰れると、物理的に背丈が短縮し、背中が丸まる円背(えんぱい)へと進行します。
背が縮んだこと以外に「最近背中や腰が重だるい」「壁にかかとと背中をつけて立ったとき、後頭部が壁につかない」といった自覚症状がある場合は、重大な病気のサインと捉え、早急に整形外科で骨密度測定(DEXA法)や脊椎のX線撮影を受ける必要があります。