ホタルが最も美しく舞う黄金の時間帯とは?夜のお出かけ最新ガイド
ホタルが最も美しく舞う黄金の時間帯とは?夜のお出かけ最新ガイドの真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
日本国内で主に見られるホタルには大きな違いがある。大型で力強い光を放つゲンジボタルと、小ぶりでやわらかな点滅を繰り返すヘイケボタルだ。発生時期も異なり、ゲンジボタルが5月下旬から6月中旬にかけて見頃を迎えるのに対し、ヘイケボタルは6月下旬から7月にかけて活発化する。
発光のテンポにも興味深い地域差が存在する。昆虫学者として知られる故・矢島稔氏や日本ホタルの会の研究によれば、東日本のゲンジボタルは約4秒に1回、西日本では約2秒に1回という速い周期で点滅する。明滅の波がシンクロして川一面が拍動するように光る光景は圧巻だ。一方、水田や溜め池付近に生息するヘイケボタルは、チラチラと儚げな明滅を好み、それぞれ独特の叙情を醸し出している。