「キーマ」と「ドライ」の境界線が消える?2026年スパイスカレー狂騒曲と、知られざる歴史の真実
「キーマ」と「ドライ」の境界線が消える?2026年スパイスカレー狂騒曲と、知られざる歴史の真実について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
対するキーマカレーは、まぎれもなくインド亜大陸がルーツだ。ムガル帝国の宮廷料理に端を発し、羊肉や鶏肉のひき肉をスパイスとトマト、玉ねぎでじっくり炒め煮にする。
現地インドのキーマカレーは、必ずしもドライではない。地域や家庭によっては、グレイビー(汁気)がたっぷり残ったシャバシャバしたキーマカレーも一般的だ。ナンやロティ、あるいはライスに合わせて食べる。日本に入ってきた際、汁気の少ないタイプが主流となったため、ドライカレーとの混同が加速した。