台風強大化時代の警鐘:東海道新幹線が突きつける「全線停止」のリアルと試される日本の交通インフラ
台風強大化時代の警鐘:東海道新幹線が突きつける「全線停止」のリアルと試される日本の交通インフラに関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。
東海道新幹線の全線約515キロメートルの中で、台風の被害を最も受けやすいのが静岡県内だ。富士川の増水、由比地区の海岸線、そして掛川から浜松にかけての強風地帯。地理的な地形が、台風のルートと重なったときに猛威を振るう。
とりわけ問題となるのが横風だ。新幹線は軽量で高速で走る構造上、風速25メートル以上の強風を受けると脱線の危険が高まる。近年は防風柵の設置工事が各所で進められたものの、自然の猛威は人間の想定を軽々と超えてくる。山からの濁流と海からの暴風雨。まさに東西の交通が遮断されるピンポイントの「ボトルネック」がここにある。